奇跡の10957乗=今日のキミ
30年前、世界一大好きな人が生まれた。
あれから30年の月日が流れた。
数字にすれば、30年前から今日まで30年の時が経ったのは当たり前で、いつの日か算数で教えてもらった数の数え方を当たり前のように適応したらまあそうなる。
でも、命を吹きこまれたきみは 数字とは違って"当たり前"じゃないんだ。
渡辺翔太さん
生まれてきてくれてありがとう。
生きる選択をし続けてくれてありがとう。
今年もまたお祝いさせてくれてありがとう。
歌い続けても声が枯れないあなたとは違って、伝えれば伝え続けるだけ声が枯れてしまうほどいっぱいのありがとう。
あなたがいるから、今日も変わらず地球は丸いです。
あなたがいるから、季節は巡り巡って大切な冬がまたやってきました。
あなたがいるから、秒針も私も時を刻みます。
あなたがいるから
あなたがいたから
人を好きでいる重さを、たまに押し潰されて動けなくなることもあるけれど 知ることができました。
自分の脳からの信号が神経を通して伝わることのない、自分の意思だけじゃどうにもできない自分以外の誰かの人生に転がりこむときに生まれる全ての感情を 教えてもらえました。
"しょ〜たくんが世界で1番幸せでいてほしい"
この私の人生をかけた願いは、
アイドルとして、ひとりの素敵な人間として、きっとたくさんの人の幸せを願っているあなたにとって酷な願いなんだろうな。
時々考えることがある。
情報を仕入れがちで、周りをよく見ていて、察しの良いであろうきみはなぜか、
出会ったという"共通"認識を持つことのできない人間に、こんなにも激重感情を抱かせる魅力が自分にあることに気づいていない節があるので、
この酷な願いも届いているかは定かではないが。
その鈍感さもまた魅力であるのだから、きみにはやっぱり一生敵わないんだけど。
しょ〜たくんがたまに問いかけてくる髪型も(答えが欲しかったらごめん…笑)しょ〜たくんの行動も思考も生き方も、なにも強要はしないししたくない。そのときその一瞬を少しも取りこぼすことなく"しょ〜たくん自身が"満足のいく形で「渡辺翔太人生史」に残して欲しいから。
今となっては黒歴史っぽい扱いをする昔の不思議な髪型だって、あのとき金色の歴史を刻んだならいいじゃない。
金属は時が経てば酸化されて黒くもなる。(金はほとんどしないといわれています←ハイ)
それに…黒もきっと200色あるから、きみを囲む黒は全部鮮やかであったかいキラキラした黒。
話が逸れたけど、そう、しょ〜たくんにミリも酷を与えたくないけど、この願いを持つことだけは許してほしい。これだけは強要させてほしい。約束してほしい。
誓いのキスは我慢するから。お願いだから。
追記
髪型についてちょうど触れていたので。
彼は30歳になる1週間前に自分の意思を"エゴ"と表現したらしい。しょ〜たくんならではの言葉チョイスだなって思うのと同時に、世界一大好きな人が発するのってこんなに苦しいんだって初めて知った。
エゴ="自分の利益のために"無理を押しつける
という意味を持つらしい。
しょ〜たくん
きみには今回に限らず、日々に一切自分の利益への思考がみられない。もちろんいい意味で。
("いい意味で"って 知らんけど みたいなつけとけば便利って捉え方もあるかもしれないが、本当にいい意味なのだ。)
しょ〜たくんって
自分を人数にいれない行為をいとも簡単にできてしまうような人だと思うから。
例えば
9人なのに差し入れのお菓子が8個しかない❗️とか。(ん〜甘やかされて全然たべる未来がみえるけど、かわいい)
例えば…
9人で溺れてしまったが、助けのボートが8人しか乗れなくてそれ以上乗ると絶対転覆してしまって全員が助からなくなる とか。
例えがきっと適切なものではない。
けれど、それくらい小さなことから大きなことまで、彼は
大切な人±自分
を常にする人なのではないか。
私の目には 世界一大好きな人が そんな風に映っているのだ。
ここから私の酷な願いの話を続けるとすると、
しょ〜たくんの幸せ=私の幸せ=私の利益
の等式によって 私の願いはエゴに近しいものであることに気づいたというところに行き着く。
いわゆる"一石二鳥"のような形でエゴを形成していた。
ただ、一石二鳥はついで感が強くてあまり好まない。
わたしの幸せは あなたの幸せの副作用でよいのだから。
しょ〜たくんの幸せについて考えていたら、この世に存在する「幸福理論」というものに出会った。
幸福理論では、どのくらいの幸せ(人生の満足度)が得られるのかを予測しながら人々が選択し、未来の幸せを最大化するような方向性を選択する。
幸せを最大化することが、人々の選び取る、最後の道に相通じる道、というわけだ。
というものだった。
幸せを願っているのだから、矛盾しているようにきこえるかもしれないが、わたしは
きみには、幸福理論不適合者でいてほしい。
選択しなくとも、彼が選んだ道が1番幸せになるように神様が操作すればいい。
たらればなんか必要ないくらい、彼の進む道だけを照らしてほしい。
彼がレッドカーペットを歩くよりも、彼のつけた足跡をレッドカーペットが辿ってほしい。
今までもいろんな場面で決断して道を選んできたはずだ。そしてこれからも。
幸福ぐらいは選ばずとも"しょ〜たくんの歩く道"が世界一最高なランウェイであれよ。
と思う。
2022年11月5日
渡辺翔太さんが30歳になる今日も変わらず世界は回るのだろう。電車で向かいに座るおじさんは眠そうにあくびをするだろうし、普段友達といる時どう過ごしてるのか気になるくらいふにゃふにゃした彼女とかまってあげる彼氏が窓付近でいちゃこらしてるのも目にするのだろう。
わたなべしょうた(0)の始まりの日もこんな何気ない日の奇跡だったんだろうな。
"涙は堪えがち"と口にするきみが、初めて泣いた日。
たくさんの人の人生を彩る歌声を与えられたきみが、初めて大好きなママとパパに声を聴かせた日。
奇跡×奇跡×奇跡×奇跡×奇跡×奇跡×……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
の積み重ねが30歳になる今日も、
朝が来て夜を迎えることが当たり前ではないこの世界で
あなたの瞼をあけるんだ。
おはよう、しょ〜たくん。
えらいよ、しょ〜たくん。
だいすきだよ、しょ〜たくん。
subtitleの歌詞を拝借すると
雪が世界一似合う世界一大好きな人に私は
雪を感じる冬に今年もまた雪の結晶(言葉)を送っている。
酷な願いと同じように、この雪にさえも触れてもらうことはできないだろう。
だけど
これをみた誰かが
「渡辺くんめちゃくちゃ愛されてるじゃん」
ってくすくすしてくれたら
少しでも渡辺くんのことを考える時間をうんでくれたら
わたしのあなたへの想いはひとりでに溶けたりなんかしないから。
お誕生日おめでとうございます。
今日もまた、あなたの幸せが積もりますように。